AT-03
概要説明
仕向用途 | 焼付け用。加熱により密着性が出る工場生産向き;タイルなどで実績多数 |
液形態 | TiO2アナターゼ型とアモルファス(非結晶)の混合タイプで中性、淡黄色 |
特 徴 | 100℃~300℃程度の低温でも機能性は発揮するが、耐久性をあげる為500℃~600℃程度の加熱処理がお勧め。光触媒機能性の低いルチル型への転移防止の為700℃以下での焼成が必要 |
注意点 | 低温焼成では、短黄色が残ることがある |
物性
製品名 | 溶媒 | pH | 粘度(CP) | Ti含有量 | 吸光度 | 推奨加熱条件 | 平均粒径 | 推奨塗布法 |
AT-03 | 水 | 5.5~7.7 | 1.4~2.8 | 2.8~3.2 | 0.3~1.0 | 室温~600℃ | 40~95nm | スプレー |
特徴
- AT-03は、加熱することでアモルファスがアナタ-ゼへと結晶化し、これにより密着度が増すタイプです。
※できるだけ高温で加熱してください。 - プラスチックなど、有機素材へ塗布する場合は下地に無機プライマーをご利用ください。
タイルへの適用
防汚外装タイルは施釉・無釉を問わず、完成品に二度焼成により光触媒加工する方法が最も密着強度、耐久性に効果があります。
AT-03を希釈調整した加工剤をスプレー塗布し、その後ラインスピードに合わせた昇温により、光触媒を高速でタイル表面に焼き付けます。
国内外のタイルメーカにご愛顧頂いているタイル用焼成ゾルはAT-03です。