粉状光触媒を凌駕する二酸化チタンナノ結晶水分散液

粉状光触媒(TiO2)は、100%近くの純度で性能も悪くはなく、価格も比較的、手頃とお考えの方もおいででしょう。

しかしいざ商品化となると、バインダーの選定、混合比、塗布方法などが想像以上に高い障壁となることが少なくありません。
当社では、“固定化成膜”に注目し研究をスタート、液状の光触媒技術を確立いたしました。 微粉末を水やアルコール中に分散しただけの「スラリー」とは異なり、硬く、透明度の高い被膜が容易に作ることが出来る「光触媒ゾル」で思いのままに光触媒コーティングを行えます。
高性能かつ乾燥程度で成膜可能なゾルのラインナップからお使いになられる環境にあわせてお選びいただけます。

物性

製品名 溶媒 pH 粘度(CP) Ti含有量 推奨加熱条件 平均粒径 推奨塗布法
PSO-419A アルコール 水 1.0~2.5 5.0~29.8 8.6~9.2 室温~600℃ 5~7 nm スプレー (要希釈)
AT-01 11.5~12.5 2.0~5.0 2.9~3.2 室温~100℃ 20~45nm スプレー
AT-03 5.5~7.7 1.4~2.8 2.8~3.2 室温~600℃ 40~95nm スプレー
ATN-2 6.3~7.6 1.5~5.0 1.9~2.3 室温~600℃ 5~7 nm スプレー
ATNLS-2G 10.5~11.5 3.5~5.5 1.6~2.1 室温~80℃ 40~90nm スプレー
ATNLS-1 7.5~9.5 1.8~5.5 0.9~1.2 室温~65℃ 10~20nm スプレー・ローラー
KTP-01 11.5~12.5 1.8~2.6 室温~80℃ 10~15nm スプレー