固型光触媒材

光触媒ゾルは様々な基材にコーティングして薄膜光触媒を形成することができます。

VOC除去や水浄化の用途に基材として、ガラスビーズやセラミックボールを担体に薄膜光触媒の機能を追求できますが、対象物の状態によっては、薄膜よりも更に量的な光触媒との接触を要する場合があります。

粉状二酸化チタンのバインダによる塗布や薄膜光触媒による焼成コーティング、いずれも使用環境によっては光触媒が基材表面から剥離、離脱してしまうケースもありえます。

そこで基材そのものから光触媒で成形された固形光触媒が求められます。

たとえ擦れて摩耗しても、剥離した表面の下にはやはり光触媒が存在する、環境浄化装置の長期にわたる使用にはこうした確実性が要求されます。

当社ではふたつの新規「光触媒固型材」を開発しました。

これらを含めて以下の3品種が光触媒固型材です。

  • 光触媒シリカゲル
  • 光触媒中空ボール
  • 光触媒フレーク